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障害者職業センターでのリワーク

私は、大手電気メーカーでエンジニアとして働いていた会社員です。実は、2年前から休職していました。それは、私が双極性障害にて体調不良になってしまったからです。ちょうどそのとき、会社の営営状態が悪く、私にもリストラ勧告が来ました。その状況を知った私の主治医が、リストラされないためにも、休職してしまおうと配慮してくれました。そのとき、私の体調も絶不調だったので、休職するのは私にとってもウエルカムな話でした。実は、2回目の休職だったのです。1回目の休職時には主治医の「復帰可能」という診断書があれば簡単に復帰できたので、少々復職というイベントに対して油断していました。
休職開始から、1年ほど経つと体調も安定してきました。主治医も「もう大丈夫だろう」と言ってくれたので、会社に復職のお伺いを立てたところ、会社の産業医からは、本当に復職できるか判定させてもらうときびいいコメントをいただきました。前回の復職とは完全に様子が異なるため、とても戸惑いました。そして、会社からは障害者職業センターに行くように指示されたのです。
そのとき、私の家庭事情は二人の受験生を控えて家計はひっ迫していました。妻からは一刻も早く復職して安定収入を復活させて欲しいとのリクエストが出ていました。
しかし、障害者職業センターに行って話を聞いたところ3ヶ月は通う必要があるとのことでした。腹を括って通うことにしました。障害者職業センターは地方自治体が運営していて利用料が無料であることだけは助かりました。
最初のオリエンテーションの時、いわゆる同期生が集まったのですが、やはりメンタル的な疾患を抱える人たちなので、ろくに挨拶もなく、正直暗い人たちだなと思いました。でも、通い続けると変化がありました。通い続けて1ヶ月後にはお互いの名前を覚え、名前で呼び合うようになり、2ヶ月目にはお互いの特性を理解するようになり、3ヶ月目には共同作業にてチームワークのようなものが芽生えるようになったのです。そして、みんなが笑顔に溢れ世間話もするようになりました。この体験は自分にとって宝物でした。

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